Appearance
パラメータ
概要
パラメータを定義すると、ドキュメントページやグリッドページの上部に入力フォームが表示されます。SQLブロックからパラメータを参照すると、パラメータの値によってSQLを動的に生成できます。
ノートブック上のパラメータ値と実行結果は、閲覧中のユーザー間で同期されます。ユーザーごとに独立させたい場合は、バージョンやレポートを利用します。
主な機能
作成・管理
- メインエリア上部 の パラメータ を開きます
- パラメータを追加 からスコープ(ノートブック共通 / ページ固有)と種類を選びます
- SQLブロック内で
/param/と入力し、候補からパラメータを選択します
選択すると、パラメータ参照が SQL 内に埋め込まれます。表示はパラメータのラベルです。
例えば、ラベルが param1 の文字列パラメータに val1 を入力した場合、次の SQL は実行時に 'val1' へ展開されます。
sql
-- SQLブロック上の表示
SELECT {{param1}}
-- 生成されるSQL
SELECT 'val1'TIP
上記の {{param1}} は説明用の表記です。画面上ではラベル付きの参照チップとして表示されます。
パラメータごとの操作は次のとおりです。
| 操作 | 説明 |
|---|---|
| 設定 | 種類ごとの入力フォーム設定(種類とデータ型)を編集します |
| デフォルト値 | リセット時に適用する値を設定します。日付系では相対日付も選べます |
| デフォルト値にリセット | そのパラメータの現在値をデフォルト値へ戻します |
| 削除 | パラメータ定義を削除します。SQLブロックなどから参照中のパラメータは削除できません |
パラメータ領域では、使用中 と すべて表示 で表示を切り替えられます。
| 表示 | 説明 |
|---|---|
| 使用中 | このページの SQL などから参照されているパラメータだけを表示します |
| すべて表示 | 参照の有無にかかわらず、定義済みのパラメータをすべて表示します |
リセット(ツールチップは パラメータの値をデフォルト値にリセット)ボタンで、表示中のパラメータをまとめてデフォルト値へ戻せます。
パラメータのスコープ
パラメータには次の2つのスコープがあります。いずれのスコープでも、値はページごとに保持されます。
| スコープ | 説明 |
|---|---|
| ノートブック共通 | ノートブック内のすべてのページで共有。定義はノートブック全体、値は各ページで保持 |
| ページ固有 | そのページ限定 |
複数のページから参照する SQLブロックで使う場合は ノートブック共通、そのページだけで使う場合は ページ固有 を選びます。例えば、ドキュメントページで作成したチャートをグリッドページで参照する場合、チャートのデータソースとなる SQLブロックではノートブック共通のパラメータを使います。
値の展開とデフォルト値
SQL へ埋め込まれるのは、各ページに保持されている現在のパラメータ値です。
- デフォルト値は、リセット(または個別の デフォルト値にリセット)を実行したときに現在値へ書き込まれます
- 値が未設定(入力フォームが空の状態)のパラメータは、種類ごとのゼロ値で展開されます
- ゼロ値は SQL として有効な型ごとの値になるため、値が未設定でも多くの場合 SQL はエラーになりません。値が未設定の場合に、任意の絞り込みにする書き方はSQLでの利用パターンを参照してください
日付のデフォルト値に相対日付を設定した場合、リセットのたびにその時点の日付が現在値へ書き込まれます。適用タイミングの詳細は相対日付を参照してください。
パラメータの上書き
SQLをチェインする際に、参照先 SQL 内のパラメータ依存を切り離したい場合があります。例えば次のようなケースです。
- ページをまたいで SQL をチェインし、各ページで固有のパラメータを使います
- 同じベース SQL から派生した別 SQL で、異なるパラメータを使います
SQLブロック参照(グリッドの SQL 結果・チャートも含む)にカーソルを合わせると表示されるポップアップで、内部のパラメータ参照を上書きできます。上書き方法は次のとおりです。
- 他のパラメータで上書き: 同じ型の別パラメータで置き換える
- 固定値で上書き: 固定値を指定します
- 上書きしない: 参照先のパラメータをそのまま使います
パラメータ値の同期
ノートブックでは、パラメータ値と実行結果はユーザー間で同期されます。同時編集を避けたい場合はバージョンを利用してください。
バージョンやインタラクティブレポートでは、パラメータ変更はユーザー間で同期されず、変更したユーザーにのみ反映されます。これらの機能ではパラメータ変更が URL にも同期されます(URLからの指定)。
レポートのページ間同期
レポート公開時に パラメータの変更をページ間で同期 を有効にすると、ノートブック共通パラメータの変更が公開ページ間で同期されます。ページ固有パラメータは連動しません。詳細はレポートを参照してください。